日本共産党静岡市議団、新日本婦人の会静岡支部、同清水支部は、大阪・関西万博行きの見直しを求めて、4月21日、難波市長と中村教育長に申し入れを行いました。万博会場の夢洲は大阪市のごみ最終処分場として造成され、ダイオキシン、PCBを含む有害物質や下水汚泥で埋め立てられた人工島です。1日約1.5~2トンのメタンガスが発生しており、爆発事故の可能性を排除できない立地です。大規模な地震や津波などの防災対策も不十分です。熱中症のリスクもあります。

静岡市内12の中学校が計画していましたが、3校が宿泊場所の確保が困難として計画を変更するとのことです。申し入れ内容は3点です。
①大阪・関西万博を修学旅行の行き先としている中学校に、生徒の安全確保最優先の観点から見直すよう指導すること ②大阪・関西万博を修学旅行からどうしてもはずせないのであれば、学校の安全配慮義務を果たせるように万全の対策をとること。 ③安全性などへの不安から修学旅行の欠席や、万博会場へ行かない希望をした生徒と保護者の意思を尊重すること。また、その生徒の学校生活、進学時の調査書などでの不利益が生じないようにすること